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1-3.バイリンガル対応で、海外からのお客様もご利用いただける!!

世界に向けて販売するためにバイリンガル対応は必須
当社が開発したECシステムを利用されているA社様より、海外からネットシップを利用するお客様への対応として、ホームページやショッピングカートを日本語と英語語で表示したいというご要望がありました。
ネットシップは世界に向けて販売することが可能です。しかし、お客様は日本語が分かる人だけとは限りません。ネットシップを展開する上では越境ビジネスを見据えてバイリンガル対応は必須だといえます。
ただ、A社様の場合、かつて日本に滞在され、現在は本国へ戻られた外国人のお客様が日本のご友人に、海外からの輸入菓子を贈りたいというケースが多いとのことでした。確かに、海外から日本にお菓子を送るのでは送料が高くつきます。それより、日本にあるネットシップに注文する方がお得です。海外に向けて販売するのではなく、海外の人から注文を受けて日本に販売する。そのようなこともあるのだと驚かされました。

多言語の仕組みを用意。何か国でもOK
そこで、当社のCMSには、日本語/英語語だけでなく多言語化(何か国でもOK)の仕組みを実装しました。また、言語別のページ構成も可能で、日本語なら「JP」英語なら「EN」と言語ごとに二文字のアルファベットを使うことで内部的な区別する仕様になっています。
さらに、ショッピングカートなどのアプリケーションには、パラグラフ単位での対訳をデータベースに登録することができるようにしました。例えば、ショッピングサイトには「カートに入れる」というボタンがありますが、「カートに入れる」は日本語なのでそれを英語で「Add to cart」にしなければなりません。そのために画像を作っていたのでは手間です。そこで、当社では、対訳編集画面で「カートに入れる」に対応する訳語「Add to cart」を入力するだけで英語が表示されるようになります。もちろん、必要があればフランス語や中国語なども対訳を設定することができますし、同様に、「クレジット番号を入力してください」「住所を入力してください」も同じ仕組みで変換させることができます。
また、海外の場合、日本の住所表記と異なりますが、編集画面で日本か海外かを選択することで、海外向けの住所が入力できるようしました。さらに、海外発送の場合は、国別、および、おおよその重量から、EMSで送料が分かるようにもなっています。

海外からの注文も逃さず売上につなげていく
A社様ではそれまで多言語対応をしていなかったため、海外からの問い合わせには積極的に対応していませんでした。何故なら、英語で返信するのは手間だったからです。
しかし、多言語化したショッピングサイトにしたことで、海外のお客様も逃がすことなく取り込めることができるようになりました。



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1-2.メルマガ機能で、簡単にプロモーションメールを送信!

メルマガの送信にはBCCで送信
ネットショップでお買い上げいただいたお客様にリピート購入していただくためには、販促施策としてお客様に向けたメルマガによるお知らせが効果的です。
A社様でもメルマガは送信していましたが、特にシステムは利用せず、お客様のメールアドレスをBCCに貼り付けて送信していました。たしかにコストはかかりませんが、お客様のメールアドレスの一覧を毎回集約し、アップデートするにも手間がかかって大変ですした。

メールアドレスを自動で登録して、メールを送信する
せっかく、お客様の購入履歴として、お客様のメールアドレスが登録されているのですから、それを活用するのが早道でした。当社が開発したシステムに、メルマガ機能を実装すれば、システムに詳しくないパートタイムの担当者でも、面倒な作業なして、すぐにメルマガを送れる様になる、ということで、そういった機能を追加しました。
もちろん、自社ネットショップでお買上になったお客様といえども、勝手にメルマガを送り付けるのは逆効果です。ご購入いただいたお客様への「メルマガを受け取りますか」の確認や、簡単にメルマガが中止できる手続きの方法なども合わせて準備しておく必要があります。当社では、そのような機能も揃えました。
おかげで、今では、メルマガを送る時は、画面に原稿を入力し、送信ボタンを押すだけです。

なお、これは技術的なお話しですが、サーバーによっては、送信できるメール数に制限が設けられている場合があります。その制限を超えると、送ったはずのメールが送られていない、ということが起こってしまいます。これには当社も泣かされた覚えがあるため、今では全てのメールを無事に送信できる技術的なノウハウで解決しています。

メルマガを配信してリピーターを増やす
「メルマガを配信するといっても、どうやって見込み客を見つけたらいいの?」という声もあります。しかし、A社様では、まずは、既存のお客様に、以下にリピーターになっていただけるか、だけを考えてメルマガを配信しています。他店では購入できない商品を気に入ってくださる方へ新商品を定期的にご紹介することで、ご購入を促します。システムが連携しているので、いつでも最新のお客様情報からメルマガを配信できるようになっています。リピーター様への販売促進が重要なビジネスにおいては、とても利用価値が高いサービスになっているといえるでしょう。

なお、当社では、クライアント様の業種・業態に合わせ、カスタマイズを施したシステムをご提供しています。特に、ネットショップの運用が始まってから気づく不便さや、業務の改善のアイデアなどを取り入れ、よりよいシステムへと進化させていきます。



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1-1.商品ページが簡単に編集。外注しないでショップ運営が可能に!

これは、EC事業を展開するA社様と一緒に、ショッピングサイトを構築して来た事例です。
A社様では海外ブランドのお菓子を独占輸入販売販売しています。日本ではまだ珍しい時代からずっと継続しており、最近の輸入菓子ブームも手伝って事業は順調に伸びています。そして、この事業をさらに推進させるためには、ネットショップのシステム構築が必要不可欠でした。
こちらでは、こんなA社と共に、どのようにネットショップのシステムを構築して来たのかを5回にわたってお伝えしていきます。

商品説明ページは自社で作りたい
会社としてECをスタートさせるさい、楽天やAmazonなど、既存のショッピングモールのシステムを利用するのはとても効率的です。
しかし、ショッピングモールに適しているのは、あまり多くを語らなくてもお客様が理解している商品で、逆に詳しく説明しないと魅力が伝えられない商品には不向きです。そのようなときは、自社でECサイトを構築する方が効果的です。
A社様が扱っている商品は珍しい海外のお菓子でした。お客様は海外のお菓子のことをあまり知らないので、既存のショッピングモールを利用するのではなく、自社でECサイトを運営することになりました。
A社様はそれまで、ホームページで商品を説明し、注文はメールで受け付けるスタイルでした。しかし、それまでの担当者の旦那様の海外転勤にともなう退職により、新たな担当者と共にもっと便利に運用できるECシステムを構築することとなりました。
ただ、ECサイトの構築はシステムの専門家に依頼するとしても、商品説明ページの制作を都度、発注していたのでは費用もかさみます。できれば商品説明ページは自社で作りたい。とはいえ、担当者にホームページ制作の知識はあまりないという課題がありました。
そのためA社様からは、「ホームページ制作の知識がないパートタイムでも商品の説明ページが作れるECシステムが構築できでないだろうか?」といったご相談をいただきました。
このようなご相談は多く、特に商品説明ページを大量に制作しなければいけない会社にとっては深刻な悩みであることはとても理解できます。

CMSを活用して使い勝手の良い編集画面とカートを構築
ホームページを制作するにはCMS(Contents Management System:コンテンツ・マネジメント・システム)を活用します。CMSとは、ホームページを構成するテキストや画像、デザイン・レイアウト情報などを保存・管理するシステムです。ホームページ制作の知識がなくとも簡単にページを作れることが特徴です。


パートタイム2名でEC事業を推進
当社が開発したCMSを、ショッピングカートシステムと連携させ、商品ページも簡単に編集できる様に改修することで、A社様ではパートタイム2名が商品説明ページを制作するだけでなく、全てのEC業務をパートタイム2名によるオペレーションでこなすことができています。
現在A社様がお使いのシステムは、手軽に商品説明ページが作れることはもちろん、1つのページに必要なだけ商品説明文や写真などを掲載することができるようになっています。また、商品一覧や「カートに入れる」ボタンを自由な位置に配置することもできます。また、商品説明に文字の打ち間違いが見つかった場合でも、自分たちですぐに修正ができるため、ストレスなくショップ運営が継続できます。
加えて、ショッピングページのトップメニューに、商品が自動的に表示されるようなしくみを組み込むことで、最小限の手間でネットショップに商品が並べられる様になっています。


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