1-1.商品ページが簡単に編集。外注しないでショップ運営が可能に!

これは、EC事業を展開するA社様と一緒に、ショッピングサイトを構築して来た事例です。
A社様では海外ブランドのお菓子を独占輸入販売販売しています。日本ではまだ珍しい時代からずっと継続しており、最近の輸入菓子ブームも手伝って事業は順調に伸びています。そして、この事業をさらに推進させるためには、ネットショップのシステム構築が必要不可欠でした。
こちらでは、こんなA社と共に、どのようにネットショップのシステムを構築して来たのかを5回にわたってお伝えしていきます。

商品説明ページは自社で作りたい
会社としてECをスタートさせるさい、楽天やAmazonなど、既存のショッピングモールのシステムを利用するのはとても効率的です。
しかし、ショッピングモールに適しているのは、あまり多くを語らなくてもお客様が理解している商品で、逆に詳しく説明しないと魅力が伝えられない商品には不向きです。そのようなときは、自社でECサイトを構築する方が効果的です。
A社様が扱っている商品は珍しい海外のお菓子でした。お客様は海外のお菓子のことをあまり知らないので、既存のショッピングモールを利用するのではなく、自社でECサイトを運営することになりました。
A社様はそれまで、ホームページで商品を説明し、注文はメールで受け付けるスタイルでした。しかし、それまでの担当者の旦那様の海外転勤にともなう退職により、新たな担当者と共にもっと便利に運用できるECシステムを構築することとなりました。
ただ、ECサイトの構築はシステムの専門家に依頼するとしても、商品説明ページの制作を都度、発注していたのでは費用もかさみます。できれば商品説明ページは自社で作りたい。とはいえ、担当者にホームページ制作の知識はあまりないという課題がありました。
そのためA社様からは、「ホームページ制作の知識がないパートタイムでも商品の説明ページが作れるECシステムが構築できでないだろうか?」といったご相談をいただきました。
このようなご相談は多く、特に商品説明ページを大量に制作しなければいけない会社にとっては深刻な悩みであることはとても理解できます。

CMSを活用して使い勝手の良い編集画面とカートを構築
ホームページを制作するにはCMS(Contents Management System:コンテンツ・マネジメント・システム)を活用します。CMSとは、ホームページを構成するテキストや画像、デザイン・レイアウト情報などを保存・管理するシステムです。ホームページ制作の知識がなくとも簡単にページを作れることが特徴です。


パートタイム2名でEC事業を推進
当社が開発したCMSを、ショッピングカートシステムと連携させ、商品ページも簡単に編集できる様に改修することで、A社様ではパートタイム2名が商品説明ページを制作するだけでなく、全てのEC業務をパートタイム2名によるオペレーションでこなすことができています。
現在A社様がお使いのシステムは、手軽に商品説明ページが作れることはもちろん、1つのページに必要なだけ商品説明文や写真などを掲載することができるようになっています。また、商品一覧や「カートに入れる」ボタンを自由な位置に配置することもできます。また、商品説明に文字の打ち間違いが見つかった場合でも、自分たちですぐに修正ができるため、ストレスなくショップ運営が継続できます。
加えて、ショッピングページのトップメニューに、商品が自動的に表示されるようなしくみを組み込むことで、最小限の手間でネットショップに商品が並べられる様になっています。

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