ネットショップに販売管理機能を拡張。在庫データを共有することで、業務負荷が一気に下がりました。
2-2.ネットにはない卸売特有の問題①分納とは?
これは、卸売りを中心にEC事業を展開するB社様から、当社に相談があった事例です。
B社様では販売管理システムを運用されていましたが、業務の変化に対応するため、新たな販売管理システムを構築する必要がありました。また、それを機にさまざまな課題を解決し、バラバラで処理していたことを一元化したいとの要望でした。
どのように販売管理システムを再構築したのかを5回でお伝えします。
倉庫に商品管理と発送ほ委託する際の、分納が課題に
ネットシップでは受注があると商品は箱詰めして出荷して完了させます。しかし、卸売では受注した商品の一部だけを先行して納品する、つまり、分納が行われることがあります。
例えば、100個の注文があっても、全てを一度に納品するのではなく、〇日に20個、それからまた〇日に80個といった具合です。
個数によってディスカウントがあるため、まとまった数で発注したい。けれど一度に納品されても置き場がないといった卸売会社様によく起こり得ます。
B社様では従来、社内で商品発送まで行っていたので分納に対応することができていました。しかし、倉庫に商品管理と発送を一括して委託することになり、分納の処理が課題として浮上してきました。
分納するには指定するためで受注データが分離する
これに対応するため、受注データの複製機能を応用して、2分割する仕組みを販売管理システムに組み込みました。既存の受注データのうち、分割したい商品とその個数を指定すると、その分だけを新しい受注データとして分離するという仕組みです。
この仕組みがあることで、100個から20個を分納して、残り80個から更に20個を分納して、残り60個から更に・・・と繰り返すことができます。また、倉庫では何個残っているということを気にすることなく、指示通りに納品するだけです。在庫管理はあくまでもシステム上で行います。
イレギュラー対応やロケーション管理でも応用する
この分納の機能をB社様では卸売での活用はもちろんのこと、個人のお客様へのイレギュラーな分納でも役立てています。例えば、注文があった個数が全て揃わず、2回に分けて納品する必要があった場合などに応用されました。
さらに、この分割機能を用いて、擬似的なロケーション管理も行っています。これは、ネットショップで販売したい総数を限定し、残り数をキープしておくといった活用の仕方です。
期間限定ショップに出店するため、商品数をあらかじめ確保しておかけなければいけないといった場合に有効です。さらに、納品先が別々といった場合にも使われています。
商品の在庫をシステム上で一元的に管理するためには、卸売りの取引先様も含む、ビジネス上のあらゆる出入荷業務をシステムに取り込む必要があります。そしてそれらのデータは全て有効活用するよう、データ連携することも重要となります。
2-2.ネットにはない卸売特有の問題①分納とは?
これは、卸売りを中心にEC事業を展開するB社様から、当社に相談があった事例です。
B社様では販売管理システムを運用されていましたが、業務の変化に対応するため、新たな販売管理システムを構築する必要がありました。また、それを機にさまざまな課題を解決し、バラバラで処理していたことを一元化したいとの要望でした。
どのように販売管理システムを再構築したのかを5回でお伝えします。
倉庫に商品管理と発送ほ委託する際の、分納が課題に
ネットシップでは受注があると商品は箱詰めして出荷して完了させます。しかし、卸売では受注した商品の一部だけを先行して納品する、つまり、分納が行われることがあります。
例えば、100個の注文があっても、全てを一度に納品するのではなく、〇日に20個、それからまた〇日に80個といった具合です。
個数によってディスカウントがあるため、まとまった数で発注したい。けれど一度に納品されても置き場がないといった卸売会社様によく起こり得ます。
B社様では従来、社内で商品発送まで行っていたので分納に対応することができていました。しかし、倉庫に商品管理と発送を一括して委託することになり、分納の処理が課題として浮上してきました。
分納するには指定するためで受注データが分離する
これに対応するため、受注データの複製機能を応用して、2分割する仕組みを販売管理システムに組み込みました。既存の受注データのうち、分割したい商品とその個数を指定すると、その分だけを新しい受注データとして分離するという仕組みです。
この仕組みがあることで、100個から20個を分納して、残り80個から更に20個を分納して、残り60個から更に・・・と繰り返すことができます。また、倉庫では何個残っているということを気にすることなく、指示通りに納品するだけです。在庫管理はあくまでもシステム上で行います。
イレギュラー対応やロケーション管理でも応用する
この分納の機能をB社様では卸売での活用はもちろんのこと、個人のお客様へのイレギュラーな分納でも役立てています。例えば、注文があった個数が全て揃わず、2回に分けて納品する必要があった場合などに応用されました。
さらに、この分割機能を用いて、擬似的なロケーション管理も行っています。これは、ネットショップで販売したい総数を限定し、残り数をキープしておくといった活用の仕方です。
期間限定ショップに出店するため、商品数をあらかじめ確保しておかけなければいけないといった場合に有効です。さらに、納品先が別々といった場合にも使われています。
商品の在庫をシステム上で一元的に管理するためには、卸売りの取引先様も含む、ビジネス上のあらゆる出入荷業務をシステムに取り込む必要があります。そしてそれらのデータは全て有効活用するよう、データ連携することも重要となります。
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2-2.ネットにはない卸売特有の問題①分納とは?
これは、卸売りを中心にEC事業を展開するB社様から、当社に相談があった事例です。
B社様では販売管理システムを運用されていましたが、業務の変化に対応するため、新たな販売管理システムを構築する必要がありました。また、それを機にさまざまな課題を解決し、バラバラで処理していたことを一元化したいとの要望でした。
どのように販売管理システムを再構築したのかを5回でお伝えします。
倉庫に商品管理と発送ほ委託する際の、分納が課題に
ネットシップでは受注があると商品は箱詰めして出荷して完了させます。しかし、卸売では受注した商品の一部だけを先行して納品する、つまり、分納が行われることがあります。
例えば、100個の注文があっても、全てを一度に納品するのではなく、〇日に20個、それからまた〇日に80個といった具合です。
個数によってディスカウントがあるため、まとまった数で発注したい。けれど一度に納品されても置き場がないといった卸売会社様によく起こり得ます。
B社様では従来、社内で商品発送まで行っていたので分納に対応することができていました。しかし、倉庫に商品管理と発送を一括して委託することになり、分納の処理が課題として浮上してきました。
分納するには指定するためで受注データが分離する
これに対応するため、受注データの複製機能を応用して、2分割する仕組みを販売管理システムに組み込みました。既存の受注データのうち、分割したい商品とその個数を指定すると、その分だけを新しい受注データとして分離するという仕組みです。
この仕組みがあることで、100個から20個を分納して、残り80個から更に20個を分納して、残り60個から更に・・・と繰り返すことができます。また、倉庫では何個残っているということを気にすることなく、指示通りに納品するだけです。在庫管理はあくまでもシステム上で行います。
イレギュラー対応やロケーション管理でも応用する
この分納の機能をB社様では卸売での活用はもちろんのこと、個人のお客様へのイレギュラーな分納でも役立てています。例えば、注文があった個数が全て揃わず、2回に分けて納品する必要があった場合などに応用されました。
さらに、この分割機能を用いて、擬似的なロケーション管理も行っています。これは、ネットショップで販売したい総数を限定し、残り数をキープしておくといった活用の仕方です。
期間限定ショップに出店するため、商品数をあらかじめ確保しておかけなければいけないといった場合に有効です。さらに、納品先が別々といった場合にも使われています。
商品の在庫をシステム上で一元的に管理するためには、卸売りの取引先様も含む、ビジネス上のあらゆる出入荷業務をシステムに取り込む必要があります。そしてそれらのデータは全て有効活用するよう、データ連携することも重要となります。
2-2.ネットにはない卸売特有の問題①分納とは?
これは、卸売りを中心にEC事業を展開するB社様から、当社に相談があった事例です。
B社様では販売管理システムを運用されていましたが、業務の変化に対応するため、新たな販売管理システムを構築する必要がありました。また、それを機にさまざまな課題を解決し、バラバラで処理していたことを一元化したいとの要望でした。
どのように販売管理システムを再構築したのかを5回でお伝えします。
倉庫に商品管理と発送ほ委託する際の、分納が課題に
ネットシップでは受注があると商品は箱詰めして出荷して完了させます。しかし、卸売では受注した商品の一部だけを先行して納品する、つまり、分納が行われることがあります。
例えば、100個の注文があっても、全てを一度に納品するのではなく、〇日に20個、それからまた〇日に80個といった具合です。
個数によってディスカウントがあるため、まとまった数で発注したい。けれど一度に納品されても置き場がないといった卸売会社様によく起こり得ます。
B社様では従来、社内で商品発送まで行っていたので分納に対応することができていました。しかし、倉庫に商品管理と発送を一括して委託することになり、分納の処理が課題として浮上してきました。
分納するには指定するためで受注データが分離する
これに対応するため、受注データの複製機能を応用して、2分割する仕組みを販売管理システムに組み込みました。既存の受注データのうち、分割したい商品とその個数を指定すると、その分だけを新しい受注データとして分離するという仕組みです。
この仕組みがあることで、100個から20個を分納して、残り80個から更に20個を分納して、残り60個から更に・・・と繰り返すことができます。また、倉庫では何個残っているということを気にすることなく、指示通りに納品するだけです。在庫管理はあくまでもシステム上で行います。
イレギュラー対応やロケーション管理でも応用する
この分納の機能をB社様では卸売での活用はもちろんのこと、個人のお客様へのイレギュラーな分納でも役立てています。例えば、注文があった個数が全て揃わず、2回に分けて納品する必要があった場合などに応用されました。
さらに、この分割機能を用いて、擬似的なロケーション管理も行っています。これは、ネットショップで販売したい総数を限定し、残り数をキープしておくといった活用の仕方です。
期間限定ショップに出店するため、商品数をあらかじめ確保しておかけなければいけないといった場合に有効です。さらに、納品先が別々といった場合にも使われています。
商品の在庫をシステム上で一元的に管理するためには、卸売りの取引先様も含む、ビジネス上のあらゆる出入荷業務をシステムに取り込む必要があります。そしてそれらのデータは全て有効活用するよう、データ連携することも重要となります。
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