3-4.倉庫への出荷指示は伝わっていますか?

これは、EC事業を展開するC社様から、当社に相談があった事例です。
C社様ではEC事業が好調なことから会社内で行っていた商品管理と発送業務を外部の倉庫に委託することになりました。そのため、販売管理システムを倉庫と連携させる必要が出てきました。
どのように販売管理システムを倉庫と連携させたのかを4回でお伝えします。

フラグを付けるだけで指示もれをなくす
ネットショップでの商品発送を倉庫に委託している場合でも、例外的に自社のオフィスから商品を発送したいということもあります。そういった場合、倉庫側へメールで「〇〇は発送しないでください」と「連絡メモ」で伝えて対応してもらうこともできますが、倉庫としては常に「連絡メモ」が届いてないかを確認しなければならず、効率も下がります。それに、上手くコミュニケーションが取れずミスが起こる可能性も出てきます。

当社のシステムでは送り間違いを防ぐため、発送場所を見分ける「倉庫」と「オフィス」のフラグが付けられるようにしています。フラグは通常、「倉庫」になっています。例外的に自社から発送する場合だけ、「オフィス」にフラグを立てます。
このことで、倉庫の担当者は「倉庫」のフラグが立ったものだけで発送作業をするのでミスが起こりません。

倉庫はパートさんが処理をする場合もありますし、日本語に不慣れな海外の方が担当することもあります。また、会社様よっては倉庫が2つ、3つとある場合もあります。そのような場合でも活用できると思います。

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