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1-6.システムへの投資は利益を生むための投資。

楽天やAmazonなどの既存のシッピングモールを使うのが良いか自社でシッピングサイトを立ち上げた方が良いかは議論の分かれるところだと思います。
既存のシッピングモールを使うと月額のコストがかかります。送料無料を強制されたり、ポイントや値引きセールの原資を拠出させられたりと、いろいろな費用が発生し、誰のためにショッピングサイトを運営しているのかと思わなくもありません。
また、他店舗との価格競争にも陥りやすいということもあります。もちろん、自社サイトだと集客が弱いのではないか、という心配もあります。
両方を運営している会社様もあります。既存のショッピングモールから自社のショッピングサイトに誘導し、そこの固定客になっていただくのが、健全なビジネスを行うためにはベストだと思います。自社のショッピングサイトでは、会社の由来や、商品の開発ストーリー、商品の詳細説明など、多面的な情報をお客様に提供し、ファンになっていただくことで、自社サイトを育てて行くことが大事だと思います。

既存の売り方では売りにくい商品は、ECサイトの作り方が重要となります。商品によって売り方も変わりますし、売り方に工夫が必要となってきます。また、ECサイトの使い勝手も大切になります。
ECサイトでは商品をどうプレゼンテーションするのかに注力しなければなりません。説明の文章や写真も必要ですが、そこにシステムを付加することで本当に役に立つECサイトになります。

私は小規模なマーケティング会社で、広告に関するあらゆる業務を担当した経験があり、マーケティングや売り方についての知見が豊富です。しかも、口だけでなく、エンジニアとしてシステムに反映して、実物を見せることができます。
既存にはないアイデアをお客様と一緒に悩み、考え、システムに盛り込むことができるため、その会社に合った業務の進め方、その会社に合った商品の売り方で、売上の向上に貢献できます。

システム会社にカスタマイズをいろいろと依頼すると莫大な費用と時間がかかります。当社はサブスクで対応している上に、組織が小さいことで小回りが利きます。ローコスト・短期でECサイトの構築が可能です。また、行った施策で効果がでない場合は直ぐに次の施策を打つなど、アジャイルでPDCAを回すこともできます。
技術サポートはLINEでいつでも連絡が取れるようになっています。バグ修正はもちろん、操作のアドバイスにも応じています。
なお、失礼だと思いますが、そもそものビジネスに勝算がなければお受けしません。「このビジネスは成長しないな」と思ってしまった場合、その案件はお断りすることもあります。

システムの強化や機能の向上は業務の改善を考えることからスタートします。こうすれば良くなるというマインドを育てることが大切です。どのようなアイデアでもかまいません。働く人達のモチベーションを上げるのが、システムの強化や機能を向上する意義です。
当社のクライアントの担当者は、割と気軽に、システム改善のご相談をくださります。最初はおっかなびっくりだった問合せも、次第に、「こうすれば業務が簡略化するので考えて欲しい」、といった生産的な改善提案も多くなってきます。システムは作って終わりではなく、使いながら改善していくものだ、ということを、頭ではなく、感覚で理解していただけているのだと実感します。システムの強化や機能の向上はコストではありません。利益を生むための投資です。どうやって利益を上げたいから、どのように投資するのかという観点でビジネスを考えていくことが大切だな、と実感します。



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1-5.ショッピングサイトではクレジットカード決済が必要不可欠

クレジットカード決済方法は最新の技術にアップデート
ショッピングカートに必須のクレジットカード決済機能には、いろいろな実装方法があります。大きく分けると2つ、①決済会社のページへジャンプして決済する方法と、➁自社ホームページ内で決済する方法です。
当社ではショッピングサイトをご利用されるお客様の操作が途切れず自然な形で進むことを優先して、➁の自社ホームページ内で決済する方法を実装しています。
実はその方が技術的には難しくなります。しかし、ご利用されるお客様にとって、分かりやすいと考えてのことです。

ただし、①決済会社のページへジャンプして決済する方法が悪いわけではありません。小さな会社のショッピングサイトではご利用されるお客様がセキュリティ面で不安に感じられることがあります。そのようなとき、信頼できる決済会社を経由することで安心感を持っていただくことができます。

なお、クレジットカード決算は、大規模なショップ以外、ショップのサーバーに、ご利用いただくお客様のクレジットカード情報を通過させない方式が一般的になっています。そのためにトークンと呼ばれる技術で処理します。
トークンとは、クレジットカード情報をトークン(別の文字列)に変換したうえで行うクレジットカード決済です。トークンを用いることでクレジットカード情報の漏えいリスクを軽減できます。これは、改正割賦販売法という法律によって定められている高セキュリティな決済方法です。
➁の自社ホームページ内で決済する方法でも、トークンを用いているのでセキュリティに問題はありません。また、当社ではセキュリティの情報は日々、キャッチアップしており、常に新しい技術に対応しています。



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1-4.請求明細にも細かい気遣いを。お客様にお値引きも可能。

感謝の気持ちを「値引き」として表す
A社様とお打ち合わせをするなか、「古くからのお客様に対しては、わざわざネットショップからご購入いただいたことへの感謝として送料や手数料などを値引きしたい」という話が出ました。
小さな会社のネットショップが他社のネットショップと差別化させるには、気持ちの表れとして時には「お値引き」などのきめ細かい対応やサービスも必要です。そのようなご要望に対して直ぐに、システム改善に取り掛かりました。

CMSに調整額欄を用意
値引きサービスができるよう、当社が開発したショッピングカートシステムに調整額欄を用意しました。
この調整額欄に「いつもお世話になっています」など、自由にコメントを書いて値引きをすることができます。
なお、調整額欄は、税込前の金額で調整する場合と税込後の金額で調整する場合に対応しています。

無機質なネットシップに気遣いを込める
A社様のお客様からは「ネットシップは無機質なものだと思っていたけれど、気遣いがこもっていてありがたい」との声が届くほど好評なようです。
ただし、当社としては値引きを頻繁に行うのではなく、あくまでも定価で購入して頂けるお客様を大切にして欲しいと考えています。



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1-3.バイリンガル対応で、海外からのお客様もご利用いただける!!

世界に向けて販売するためにバイリンガル対応は必須
当社が開発したECシステムを利用されているA社様より、海外からネットシップを利用するお客様への対応として、ホームページやショッピングカートを日本語と英語語で表示したいというご要望がありました。
ネットシップは世界に向けて販売することが可能です。しかし、お客様は日本語が分かる人だけとは限りません。ネットシップを展開する上では越境ビジネスを見据えてバイリンガル対応は必須だといえます。
ただ、A社様の場合、かつて日本に滞在され、現在は本国へ戻られた外国人のお客様が日本のご友人に、海外からの輸入菓子を贈りたいというケースが多いとのことでした。確かに、海外から日本にお菓子を送るのでは送料が高くつきます。それより、日本にあるネットシップに注文する方がお得です。海外に向けて販売するのではなく、海外の人から注文を受けて日本に販売する。そのようなこともあるのだと驚かされました。

多言語の仕組みを用意。何か国でもOK
そこで、当社のCMSには、日本語/英語語だけでなく多言語化(何か国でもOK)の仕組みを実装しました。また、言語別のページ構成も可能で、日本語なら「JP」英語なら「EN」と言語ごとに二文字のアルファベットを使うことで内部的な区別する仕様になっています。
さらに、ショッピングカートなどのアプリケーションには、パラグラフ単位での対訳をデータベースに登録することができるようにしました。例えば、ショッピングサイトには「カートに入れる」というボタンがありますが、「カートに入れる」は日本語なのでそれを英語で「Add to cart」にしなければなりません。そのために画像を作っていたのでは手間です。そこで、当社では、対訳編集画面で「カートに入れる」に対応する訳語「Add to cart」を入力するだけで英語が表示されるようになります。もちろん、必要があればフランス語や中国語なども対訳を設定することができますし、同様に、「クレジット番号を入力してください」「住所を入力してください」も同じ仕組みで変換させることができます。
また、海外の場合、日本の住所表記と異なりますが、編集画面で日本か海外かを選択することで、海外向けの住所が入力できるようしました。さらに、海外発送の場合は、国別、および、おおよその重量から、EMSで送料が分かるようにもなっています。

海外からの注文も逃さず売上につなげていく
A社様ではそれまで多言語対応をしていなかったため、海外からの問い合わせには積極的に対応していませんでした。何故なら、英語で返信するのは手間だったからです。
しかし、多言語化したショッピングサイトにしたことで、海外のお客様も逃がすことなく取り込めることができるようになりました。



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1-2.メルマガ機能で、簡単にプロモーションメールを送信!

メルマガの送信にはBCCで送信
ネットショップでお買い上げいただいたお客様にリピート購入していただくためには、販促施策としてお客様に向けたメルマガによるお知らせが効果的です。
A社様でもメルマガは送信していましたが、特にシステムは利用せず、お客様のメールアドレスをBCCに貼り付けて送信していました。たしかにコストはかかりませんが、お客様のメールアドレスの一覧を毎回集約し、アップデートするにも手間がかかって大変ですした。

メールアドレスを自動で登録して、メールを送信する
せっかく、お客様の購入履歴として、お客様のメールアドレスが登録されているのですから、それを活用するのが早道でした。当社が開発したシステムに、メルマガ機能を実装すれば、システムに詳しくないパートタイムの担当者でも、面倒な作業なして、すぐにメルマガを送れる様になる、ということで、そういった機能を追加しました。
もちろん、自社ネットショップでお買上になったお客様といえども、勝手にメルマガを送り付けるのは逆効果です。ご購入いただいたお客様への「メルマガを受け取りますか」の確認や、簡単にメルマガが中止できる手続きの方法なども合わせて準備しておく必要があります。当社では、そのような機能も揃えました。
おかげで、今では、メルマガを送る時は、画面に原稿を入力し、送信ボタンを押すだけです。

なお、これは技術的なお話しですが、サーバーによっては、送信できるメール数に制限が設けられている場合があります。その制限を超えると、送ったはずのメールが送られていない、ということが起こってしまいます。これには当社も泣かされた覚えがあるため、今では全てのメールを無事に送信できる技術的なノウハウで解決しています。

メルマガを配信してリピーターを増やす
「メルマガを配信するといっても、どうやって見込み客を見つけたらいいの?」という声もあります。しかし、A社様では、まずは、既存のお客様に、以下にリピーターになっていただけるか、だけを考えてメルマガを配信しています。他店では購入できない商品を気に入ってくださる方へ新商品を定期的にご紹介することで、ご購入を促します。システムが連携しているので、いつでも最新のお客様情報からメルマガを配信できるようになっています。リピーター様への販売促進が重要なビジネスにおいては、とても利用価値が高いサービスになっているといえるでしょう。

なお、当社では、クライアント様の業種・業態に合わせ、カスタマイズを施したシステムをご提供しています。特に、ネットショップの運用が始まってから気づく不便さや、業務の改善のアイデアなどを取り入れ、よりよいシステムへと進化させていきます。



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1-1.商品ページが簡単に編集。外注しないでショップ運営が可能に!

これは、EC事業を展開するA社様と一緒に、ショッピングサイトを構築して来た事例です。
A社様では海外ブランドのお菓子を独占輸入販売販売しています。日本ではまだ珍しい時代からずっと継続しており、最近の輸入菓子ブームも手伝って事業は順調に伸びています。そして、この事業をさらに推進させるためには、ネットショップのシステム構築が必要不可欠でした。
こちらでは、こんなA社と共に、どのようにネットショップのシステムを構築して来たのかを5回にわたってお伝えしていきます。

商品説明ページは自社で作りたい
会社としてECをスタートさせるさい、楽天やAmazonなど、既存のショッピングモールのシステムを利用するのはとても効率的です。
しかし、ショッピングモールに適しているのは、あまり多くを語らなくてもお客様が理解している商品で、逆に詳しく説明しないと魅力が伝えられない商品には不向きです。そのようなときは、自社でECサイトを構築する方が効果的です。
A社様が扱っている商品は珍しい海外のお菓子でした。お客様は海外のお菓子のことをあまり知らないので、既存のショッピングモールを利用するのではなく、自社でECサイトを運営することになりました。
A社様はそれまで、ホームページで商品を説明し、注文はメールで受け付けるスタイルでした。しかし、それまでの担当者の旦那様の海外転勤にともなう退職により、新たな担当者と共にもっと便利に運用できるECシステムを構築することとなりました。
ただ、ECサイトの構築はシステムの専門家に依頼するとしても、商品説明ページの制作を都度、発注していたのでは費用もかさみます。できれば商品説明ページは自社で作りたい。とはいえ、担当者にホームページ制作の知識はあまりないという課題がありました。
そのためA社様からは、「ホームページ制作の知識がないパートタイムでも商品の説明ページが作れるECシステムが構築できでないだろうか?」といったご相談をいただきました。
このようなご相談は多く、特に商品説明ページを大量に制作しなければいけない会社にとっては深刻な悩みであることはとても理解できます。

CMSを活用して使い勝手の良い編集画面とカートを構築
ホームページを制作するにはCMS(Contents Management System:コンテンツ・マネジメント・システム)を活用します。CMSとは、ホームページを構成するテキストや画像、デザイン・レイアウト情報などを保存・管理するシステムです。ホームページ制作の知識がなくとも簡単にページを作れることが特徴です。


パートタイム2名でEC事業を推進
当社が開発したCMSを、ショッピングカートシステムと連携させ、商品ページも簡単に編集できる様に改修することで、A社様ではパートタイム2名が商品説明ページを制作するだけでなく、全てのEC業務をパートタイム2名によるオペレーションでこなすことができています。
現在A社様がお使いのシステムは、手軽に商品説明ページが作れることはもちろん、1つのページに必要なだけ商品説明文や写真などを掲載することができるようになっています。また、商品一覧や「カートに入れる」ボタンを自由な位置に配置することもできます。また、商品説明に文字の打ち間違いが見つかった場合でも、自分たちですぐに修正ができるため、ストレスなくショップ運営が継続できます。
加えて、ショッピングページのトップメニューに、商品が自動的に表示されるようなしくみを組み込むことで、最小限の手間でネットショップに商品が並べられる様になっています。


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昔は、パソコンと言えば、メーカー品にも多くの選択肢が有、ましてや自作パソコンキットや、パーツの増設など、機械いじりの好きな男の子のおもちゃとしては最高でした。メモリやハードディスクなどの中古パーツを購入してパーツを取り替えてアップグレードしたり、マニアになると、CPUのスピードをアップしたり・・・。ハードウェアとして、色々な楽しみがありました。
しかし、今や、ほとんどのパソコンは、コモディティ化していて、どれも値段相応で、掘り出し物もありませんし、パーツを後から購入して改造する余地もありません。なので、まあまあの品物はお手軽でお安いけれど、良いものは高いというのが原則です。

仕事で使うなら、ノートPCがオススメです。今どきは持ち歩ける方が何かと便利です。そして、仕事の道具と割り切って、高くても良いものを買っておきましょう。

では、良いとは、何が良いか?それが問題ですよね。個人的な独断の視点でオススメをご紹介します。

まず、パソコンに詳しくない方にオススメするなら、サポートの良い、国産メーカーのものをオススメします。やはり、電話サポートや修理の対応など、人が絡むサービスは、国内メーカーの方が手厚いので。とても不思議なんですが、パソコンに詳しい人よりも、詳しくない人のパソコンの方がよく壊れます(笑)。不具合について問合せするにせよ、修理に出すにせよ、国内ブランドの方が、安心感がある様な気がします。

・・・が、当の本人は、LGという韓国ブランドのPCを使っています。サポートも手厚いとは言えず、プレインストールのソフトもほとんどありません。ただ、後述しますが、17インチのモニターのついた、軽量薄型ノートPCは、他に選択肢がありません。

次には、CPUの性能やハードディスクですね。性能の高いCPUやハードディスクの方が、結果的に長く使えます。パソコンは購入後に、ソフトのインストールやOSのアップデートなどが度々あり、そのたびに段々と重く、遅くなっていきます。なので、なるべく高性能なものを用意しておいた方が、快適に使える期間が延びるため、買い換えの頻度が少なくてすみます。例えば、ウチのパソコンは、CORE i7ですが、購入から3年以上経ちましたが、まだまだ当分、ストレスなく働いてくれると思います。

あとは、モニターです。外付けモニターはオススメです。ウチは、プログラミングが仕事なこともあり、広いモニターが便利なので、ノートPCのモニターと外付けモニターの2つを並べて使っています。ノートPCは、ノートPCとしては最大レベルの17インチのモニターが付いたものを使っていますし、外付けのモニターは21インチです。仕事柄、毎日12時間以上、モニターを見つめているので、目に優しい高性能なモニターを中古で購入しました。EIZOという、モニター専門のメーカーの製品です。万が一に備えて予備も用意しています。

そのほかに、プログラミング環境としては、外付けのキーボードを使っていますが、これもオススメです。ノートPCは機種によって、キーボードの配置が違っていたり、キーストロークが浅くて打ちにくいなどのばらつきがあるのでパソコンを買い換える度に慣れるまで時間がかかってしまいます。それを避けるため、もう10年以上、外付けのキーボードを使い続けることで、同じ使い勝手を維持しています。今使っているキーボードは、Buffalo製で、特に高級品でもありませんが、テン・キーの無いモデルなのでコンパクトです。机の上でも邪魔になりません。

以上、パソコンの選び方のご説明でした。

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